子ども本位の幼稚園

理想学園は子どもの立場に立って子ども中心に作った幼稚園です。
「このようにすればいい子になりますよ」と型にはめる教育をするのではなく、その子が本来持って生まれたものを引き出してあげられるように、その子の成長に従った育て方ができる幼稚園つくりを目指しました。 「私教える人、あなた教わる人」と言う対立観に立つのではなく、子どもの育ちに一緒になって付き合ってあげられる、子どもの問題を自分事のように考えられる等、一体観に立つ保育を目指しています。子どもの声なき声を聴こうとしています。

光の泉幼稚園のようす

気になる子ども、(例えば落ち着きがないとか好奇心がないとか、我慢ができないとかいろいろあると思いますが)に対してもどうしたらこの子は自分から進んで集中できるようになるだろうか、興味を持つようになるだろうか、困難を乗り越えられるようになるだろうか等、その子一人一人の特徴を考えて、環境を設定したり遊びを考えたり、玩具を選定したりなど自分事のように考えて子どもに接します。その成果が表れると、この仕事について良かったいう充実感、満足感が得られます。
方法は無限にあります。

光の泉幼稚園のようす

この子はもしかしたら、障害児かもしれない
と疑いを持ったほど知能の低い子でしたが、その子ができる程度の知能遊びをこつこつとやってみるところから始めました。
やがて、ついていけなかった保育についていけるようになり、当園の特徴であるタングラム遊びに夢中になり、考えることに挑戦しました。
その他もっとやってみたいという気持ちに応えて行けるような保育を展開していくと、年長の時にクラスのトップレベルの思考力を発揮するようになりました。
子どもは伸びる時には猛スピードで伸びるいい例だと思います。

何かと、クラスの活動や担任がやろうとすることを妨害し悪い事ばかりしていた子どもがいた。
その子のお母さんと何度も懇談を重ねてきました。
「こんなことに取り組んでみましょう。こんなことをやってみましょう」と、 いろいろとやっているうちにどんどん悪い行いがエスカレートしていったこともありましたが、ある時、お母さんが子どもの本心に気が付きました。
その瞬間から悪い行動が全部消え、とってもいい子に変わりました。 もともとそういう子だったのです。

自閉症の子がいました。
人とのかかわりがとても苦手な子でした。赤ちゃんの時からの育て直しをしようと教職員全員で徹底的にスキンシップするところから始めました。
初めは抱きしめられることをとても嫌がり、抱きしめるとたたいたり、かじったり激しく抵抗をしました。やがて担任には喜んで抱かれるようになり、男である園長にも背中向きなら抱かれるようになり、そのうち横向きになり、前向きで抱っこをせがむように変わりました。
そして初めて会う実習生にも自分から進んで話しかけたり抱っこを求めたりするようになりました。

イラスト 光の泉幼稚園のようす

ADHDの子がいました。
集中力はなく、衝動的で、常にじっとしていることはありませんでした。天下御免ですから、勝手に保育室から出ていき、どこのクラスへも勝手に入っていきました。
職員会議で、どこのクラスへ行ってもそのクラスで受け入れることにしました。5分でも10分でも集中できるのなら、どのクラスでもいいじゃないかということです。

集中力が5分が10分に、10分が15分に伸びるならそのチャンスがあるところなら他のクラスでもいいのではという思いで行いました。
また、担任にはどんな小さなことでもいいからその子の良いところを見つけてもらうようにしました。
そして、クラスの中で、幼稚園全員の前で、できる限りそのことを褒めることにしました。
そういうことを続けていくうちにその子は落ち着きが出てきて、クラスの活動に初めから終わりまで参加することができるようになりました。

全ての年長児と年中児を対象に発達診断を行っています。
その結果をもとに一人一人の子にどうかかわっていくか指針を決めていますが、発達診断の結果を保護者にも伝えています。 それまでいくらお母さんに過保護をやめるようにお話をしても、「だってうちの子は体が弱いので」と言って聞いてくれなかったあるお母さんが発達診断結果を聞いて自分の過保護な態度が間違っていたと、それを機会に態度を変えてくれました。
その結果、その子も逞しく育っていきました。

理想学園の特徴ある教育

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先輩たちの声

光の泉1年目

子ども達たちが主体的に遊べる環境がたくさん詰まっている幼稚園です♪
自分で考えたり挑戦したり・・・そんな成長の様子を間近で感じられます!!

光の泉4年目

私は、光の泉幼稚園に学生の頃に実習を行いそこで先生方の子どもに関わる様子がとっても素敵で「ここで働きたい!」という気持ちになりました☆

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光の泉1年目B

悩みがあった時などは親切にアドバイスをくれたり、一緒に考えてくれたりと、とても働きやすい職場です!

光の泉3年目

毎日の中で嬉しいことは子どもたちと共に喜び、時には悲しみながら1人ひとりの気持ちに寄り添い、1人ひとりが自分らしくいられるように教師として一生懸命、試行錯誤しながら子どもたちと共に学び自分も強く成長していける幼稚園です。

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つみき1年目

働き始めるまでは、先輩方と上手くやっていけるか不安でしたが、ひとつひとつ丁寧に教えてくださる優しい先輩ばかりで、楽しく働かせて頂いています。 理想学園の教育方針の中に「子供の良いところを探して褒めて育てるとありますが、つみき幼稚園の先輩は子供に対してだけでなく、後輩に対しても、良いところを褒めてくれます。 子供達も可愛いので毎日が楽しいです。

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幼稚園のようす

光の泉幼稚園のようすです。

年長の秋の遠足は小樽水族館へ行きます。子供たちの知的好奇心を刺激します。

年少中の秋の遠足は滝野すずらん公園子供の谷で思い切り遊びます。

レンガ積木、のコーナー 
「この続きを明日もやりたいな」そんな願いがかなえられるコーナーでもあり、子供たちの成長志向を満足してくれます。

精密でよく考えられたネフ社の積木は子供達の創意工夫を掻き立てます。

平均台・プール・おいも植え

お店やごっこは全園挙げての行事。
品物作り、店作りコマーシャル等大々的に行います。縦割り保育で子供たちの成長、新たな発見が見られます。

今見直されている環境による保育。当学園は開園以来からの取り組み。
玄関を入った瞬間から、今日はあそこでこんな遊びをしようと言う気持ちを掻き立てるような刺激が目に飛び込んできます。

年長さんは金づちを使って木工作をします。自分で作ったヨットを浮かべて水遊びをすることもあります。

3学期は作品展がメインの行事です。個人が1年間に取り組んできた絵や立体製作の展示の他,
毎年テーマを決めて幼稚園内に大きな共同制作によって夢の世界を広げます。

その他餅つき会、節分会、クリスマス会

 

つみき幼稚園のようすです。